昨今は日本でもSDGsが広まり、日本企業でも「ESG(企業の社会的責任)」について意識を持っている会社も多くありますが、特に欧米系の外資系企業においては、既に10年ほど前からは、社内でこれらの活動が活発に行われています。 多くの外資系IT企業では、ERG (Employee Resource Group) と呼ばれる共通の特性を持つ従業員で構成される組織がグローバルで存在しています。内容はさまざまで、女性を中心に構成されていたり、黒人やヒスパニック、アジア人などの人種を中心に構成されていたり、若年世代などの年齢層で構成されていたり、LGBTQや環境保全、動物愛護などの共通の有志で構成されている…