もう過ぎてしまいましたが、4月8日は花祭りであり、お釈迦様について考える機会がありましたので、今日はその中心となる御教えの八正道について書いてみます。八正道についてはかつて書いたことがありますが、少し視点の異なるものです。 仏教では仏(ほとけ)といわれます。厳密さは欠いていますが、少なくない人は仏(ほとけ)様を神様と似たようなニュアンスでとらえています。仏教はぶっきょうと読みますが、仏は「ぶつ」とも読みます。なぜならばお釈迦様はブッディを備え体現されていた方だったので仏陀と呼ばれた、と私は当たり前に受け取っています。ブッディはインドの言葉で識別、知性などの意味です。プラグニャーナ(般若)と受け…