以前、JBLのStage A4006の素性をお届けいたしました。 その際、可聴範囲外ですが、デジタルノイズ320kHzが漏れていることがわかり、ハイカットフィルタの変更や追加で簡単に直るだろうだろうと、調整していましたが、多少のコイルの追加や、コンデンサの容量アップでは、目標まで低減することができず、苦難していました。やはり、理論的に適正値を求めてから、対策する必要があると考え、フィルタの計算をし始めたのですが... さて、どんな結果になったでしょうか。 はじめに 測定環境 フィルタ回路 A4006 周波数特性 ハイカット 計算値 高調波の漏れ コンデンサを小さくすると コイルを大きくする コ…