宇多田ヒカルの楽曲。 8枚目のシングルとして2001年7月25日に東芝EMIから発売された。前作「Can You Keep A Secret?」から約5ヶ月ぶりのリリースとなるシングル。 アルバム「Distance」収録のタイトル曲「DISTANCE」をバラードにアレンジした上で、シングルカットしたもの。 作詞・作曲:宇多田ヒカル / 編曲:河野圭 & 宇多田ヒカル、斎藤ネコ(ストリングス・アレンジ)
FINAL DISTANCE
『40代はいろいろ♫』、視聴するだけならステレオ版の無料チケットを買えば取り敢えずOKなんだけど、360R版で視聴しようとするとあれやこれやと面倒だわね。 特に「360R認定ヘッドフォン/イヤホン」で聴こうとするとまー手間暇の掛かること掛かること。該当する商品買うとこからだもんねぇ。既に持ってればまだマシなんだけど。 で、ここは誤解無きよう、なのだが、認定ヘッドフォン持ってなくても他のイヤホンや有線ヘッドフォンであっても、360Rの効果はある程度得られる。ただ、認定機器に較べるとその効果は弱くなるということだ。 なので、実際に検証してみないとわからないことではあるけれど、理屈の上では、廉価な認…
先週週末土曜日12/17夜に、DJタイム2022冬の陣第三弾が執り行われた。なぜか第一弾第二弾の札幌渋谷のアーカイブは観れないままなのだが今回の梅田分はしっかりと後からチェックできるようで、まだのひとはぼちぼちチェックしておくのもよいかもしれない。 今年のDJ企画はゴールデンウィークだったりで悉く無意識日記のお休み期間に開催されて私触れるタイミングを失してきたが、今回ばかりは触れねばなるまいて。というのも、ヒカルさんが実況に参加予告して参加してコメントで楽しませてくれたからだ。なかでも、 『え?!そんなエピソード初めて聞いた笑』 と呟いた件は出色だった。ヒカル本人も知らなかったエピソードとは何…
さて、いちいち図体のデカいアナログプレイヤーを引っ張り出してきて聴きたくなるほどにアカペラ・トラックは魅力的な訳だが、お陰でついつい「やっぱレコードはいいなぁ」などと口をついて出てしまう。いやいや、別にアナログプレイヤーがいいのではなくて、録音されてるトラック自体が素晴らしいだけなのだ。勘違いしてはいけない。 アナログ購入者は、今回の7インチアナログ盤に3300円(×マニアの人は枚数分)を支払った訳だが、それは「先行鑑賞権」の金額ということで満足頂けるのだろうか? つまり、ゆくゆくは配信でもアカペラで聴けるようになるとしても構わない?? 当然、時期によるだろう。今「明後日から配信します」と言わ…
そうか、もう新しいミックスとマスタリングが手に入るまで40時間とかなのか…アカペラが聴けるアナログの再生は面倒だから後回しになるかと思うけど、配信の方は寝っ転がってても聴けるからねぇ。ただ私まだ耳の調子が戻ってないからドルビーアトモスの感想とかは限定的にしか書けないかもしれないなー。まぁあんなものは百聞は一見に如かずならぬ百読は一聴に如かずなのでね。貴方が聴いてみて感じたことが真実ですわ。 で。新しいミックスときいて、そういえばシングル盤発売時の「新曲リミックス」の楽しみが随分減ってるなぁとふと思い。全くない訳じゃなく、キングダムハーツ主題歌群は比較的その手のサウンドが多く、『Face My …
今日は『ぼくはくま』発売記念日か。ヒカルがジャケットに写っていない数少ないCDシングル。あとは『For You/タイム・リミット』と『HEART STATION』くらいか。 『BADモード』でアルバムジャケットに於ける顔面ドアップの呪縛(?)からヒカルは解き放たれたが、今回のジャケットの肝はヒカルも言うとおり「背景が写ってること」だ。今までは環境云々より「宇多田ヒカルの世界」だったのが、「宇多田ヒカルと世界」に変わった。いやまぁ、『Fantôme』『初恋』の2枚も、同じセッションの他の写真には背景があったりするんだけどね。でもやっぱりジャケットに選ばれた1枚がステートメントだろう。 これをみて…
最近の映像配信には倍速再生がついていて大変便利だ。慣れてない人にとっては早送りでずっと観賞するなんてへんちくりんこの上ない感覚だろうが、慣れてしまえばアニメも実写も違和感無く観れるもので。 世知辛い世の中そんなに急いで何処へ行くという感じだが、忙しいから倍速再生するというのもありつつ、なんだか話の順序が逆な気がしていてな。 YouTube動画の編集に慣れた人間には、それ以前の動画編集ではかったるい、ってのがあるんでない? YouTube動画の基本は秒単位未満の編集だ。もうほんと1音節毎にお前ら切ってないか?と訝るほど無駄な間や言い間違いなどを切り捨てて流れるようなトークを聴かせてくれる。それに…
前回『FINAL DISTANCE』を境に宇多田ヒカルのゴシップ的な扱いが変わったとかいう話をしたが、確かにそういう結節的な楽曲や出来事って幾つかあったなぁと。 その次は2002年の結婚報告で、あそこでファン層が入れ替わった。今でいうガチ勢?なんだろうか、アイドル的にみていた人たちがここで離れた。しかし一方で、キングダムハーツの主題歌になった『光』から新たなファン層が押し寄せる。ここらへんから、単なるアイドル歌手という見方が薄れ、「人妻だけど関係ない。とにかくかわいい!」という人たち(ともしかしたら略奪愛上等の人も?)がメインになってきた。 次の節目は2004年3月の『Single Colle…
「11月のワクワク」って色々記憶が焼き付いていて。1999年の『Addicted To You』、2001年の『traveling』、2006年の『ぼくはくま』、2010年の『Goodbye Happiness』などなど、これから冬に向かうというのに高揚感を否応なしに増していく展開が多かった気がする。 その中でも更に突出していたのが『traveling』で、当時その前の『FINAL DISTANCE』のリリースがアルバム『Distance』からの“変則リカット”と見做されていた為これが実質来るべきサード・アルバムへの幕開けとなったのだった。「これはとんでもない作品が出来上がりそうだ」という期待…
昨夜は「SONGS OF TOKYO」の地上波放送で、今夜は「CDTV LIVE LIVE」の放送だ。もしかしたら生出演? そこはわからないけど、連日贅沢な話だわね。 しかし、これだけアルバム発売後にプロモーションがずっと続くケースというのもヒカルの場合過去似なかったのではないか。アルバム配信開始日から数えると7ヶ月、フィジカル発売からも半年が過ぎている。過去こんなに引っ張ったアルバムあったかな? 『First Love』は1999年3月の発売。半年後の9月の時点ではヒカルの地上波出演が一段落し、ナチュラルブリーズコンサートへの出演を以て一区切りといったところ。注目は秋発売のニューシングルへと…
奥津マリリさんを推し始めて5回目の生誕、2020年はコロナで配信のみだったから、2019年ぶりの開催。イヤー20年後も40年後も余裕で好きだわ。 ※引続き下書き大清算中で、一部記憶が曖昧なのはご了承ください 前置き セットリスト 一部 奥津マリリ ソロ 二部 フィロのスカラオケ大会 まとめ、2022年の予想 前置き 今回は非常に重要な年でして、というのも18,19年はテーマが「奥津マリリ過去編」とも言える内容で、18年はソロ時代の、19年はバンド時代の曲を披露してきました。 セカンドキャリアアイドルのフィロのスならではの試みで、誕生日に自分のルーツをおさらいするような内容だった。 エモ散らかし…
ミュージック・ビデオが全開だったからウッカリしてたけど、そういや肝心のタイトルトラックの『BADモード』にタイアップがまだついてないんだったな。なんという勿体のない…。 いやまぁね、タイアップというのは他のコンテンツと一緒にお互いを宣伝し合う仲ということでもあるので、その考え方でいうとタイトルトラック『BADモード』が宣伝したのはアルバム『BADモード』だったという言い方も出来るわけで。アルバム発売前後にラジオでたくさん掛けて貰えてたみたいだし、そうだとしたらその目論見は成功したと言っていいでしょう。『BADモード』のタイアップ相手は『BADモード』。何の問題もない。 そうなのよね、歴代のアル…
ヒカルのアルバムは、大雑把にではあるが大体2枚ずつで把握していくのがいいのかもしれない。その際、1stアルバム『First Love』をカウントしないことがコツだ。或いはCubic Uの『Precious』とセットで考えるべきかもしれないがその話はややこしくなるので今は置いとくとして。 まずは2ndアルバム『Distance』と3rdアルバム『DEEP RIVER』を対に考える。これはもう理由は単純で、『DISTANCE』と『FINAL DISTANCE』が両者を繋ぐからだ。対というより続き物と言った方がいいかもね。ヒカルが自らのサウンドを確立していく過程にある2作品。 次は4thアルバム『U…
こんにちは。 だいちゃんです。 毎日暑いですね~。 8月に入ったかと思うくらいの気温と湿度。 熱中症に気をつけましょう。 さて、今回は私の音楽史の2回目です。 1回目はこちら daichan8888.hatenablog.com 人には人生の転機がいくつかありますが、私の大きな転機は 「離婚」。 まさか、自分が離婚するなんて思ってもみなかったのですが。 結婚生活が坂道を転がるように落ちていく・・・。 そんな経験をしました。 転がっているときに加速したり、一度止まって決断したりのタイミングでいつも流れていたのは、「宇多田ヒカル」 いつも私の傍にいてくれました。 転がり落ちるスタートを飾る曲は、 …
本人が本格的にアレンジに関わるようになった初めてのアルバムで、デビュー当初から関わっている河野圭さんの共同アレンジで全曲の編曲を担当している。その結果、デビュー当初R&B主体だった音楽性は一気にシンプルなポップス主体に変化した。一応R&Bっぽい曲も2曲ほどあるが本当に箸休めみたいな位置づけで印象は強くない。R&B一辺倒から変化した多彩なアレンジが楽しめ、特に後半ダレてきそうなあたりで「東京NIGHTS」のチェンバロや妙にザクザクしたドラムアレンジ、「A.S.A.P.」の低音がやたらと際立つストリングスサウンド、「嘘みたいなI Love You」のギターサンプリング等のアレンジが面白い曲が連続で…
昨日は『DEEP RIVER』アルバム発売20周年記念日だった。その余りのヒカルの力の出し尽くし振りに「これが最後の作品になってもおかしくないな…山口百恵コースかな?」とまで思わされた凄まじい密度だったのだが、今こうやって『BADモード』がリリースされた後に振り返ると「あぁ、確かにこの人が19歳の時の作品をだわ」みたいな醒めた見方が出来てしまうのいうのは、恐ろしいやらなんなのやら。 15~16歳の時の『First Love』アルバム時点で既に大人びていて成熟しているなぁと思わされていたのに、その後の成長は「普通」だった。それは、周りからみると際限ない天井知らずの成長と進化の連続だったが、本人か…