2010年以降、あらゆる企業がクラウドサービスを採用する動きが加速しました。企業がクラウド採用をするはじめの目的はシステムの導入コストを削減できる期待でした。ただ、クラウドはサービスの利用料が発生するので、長期間利用すると、トータルコストはオンプレミス(自社サーバにシステムを導入する形態)と、比較してあまりメリットがありません。それでもクラウドサービスを採用する企業が多いのは、オンプレミスよりもずっと短期間で、システムを利用することができるからです。自社開発をするシステムでも、IaaS(アイアース)のクラウドを採用することで、ネットワーク経由で、ハードウェアやOSを、必要なときに必要な分だけ利…