独自の座標系を用いて世界中(GoogleMapsのカバー範囲)を隙間の無いHex(正六角形)で埋め尽くし、Hexによって世界中の全ての緯度経度の地点を表現するための仕様。Hexの大きさは25段階(レベル)で指定できる。
・見た目がcool!!
・隣接する6つのHex間の距離が全て均等。(正方形の場合、縦横と斜めで距離が違う。)
・隣接するHexのコードの算出が容易
といった特徴を持つ。
@sa2da さんが2009年11月に仕様を発表。
クリエイティブ・コモンズのライセンス形式に則り、指定のクレジットをサイト内に掲載することで自由に「改変」「再配布」「商用利用」が可能となっている。
以下、公式サイトからの抜粋。
v2(世界版)での変更点
1.日本限定→世界中にヘックスの対応範囲を拡張しました。GoogleMapsのカバーエリアすべての地点をヘックスで表すことが可能です(緯度限界は約85度)
2.緯度によるヘックスサイズの歪みをなくしました。
3.レベル(ヘックスサイズ)を大陸クラスの広範囲(Level:0)〜約1mクラス60cmの小範囲(Level:24)まで25段階に変更しました。
4.各レベル間のヘックスサイズ(直径)は常に二分割(面積比1:4)で変化します。
5.範囲の大幅な拡張に合わせ、新たなコード体系を用意しました(3桁〜1311桁)。広範囲ほど桁数が少なくなります。
v1の仕様概要
1. 日本中を隙間の無い六角形ポリゴン(ヘックス)で敷き詰めます。ヘックスに含まれる緯度経度を、ヘックスのサイズ(60段階)により4〜7桁の短いコードに変換します。
2. 緯度経度から直接変換を行うため、ロジック単体で変換が可能です。
3. 矩形メッシュと異なり、マス目間の距離がほぼ等しくなります。(緯度により南北方向の長さは多少異なりますが、実用範囲内。)
4. 一定の精度幅を持つため、プライバシーの保護に向いています。
5. 隣接するヘックスを6方向で表せるため、連続した軌跡をヘックスコード+[1-6]*nで表すことが可能です。
◎公式サイト
http://geogames.net/labs/geohex
◎サンプル
http://geohex.net/gbao1/
◎紹介資料
http://www.slideshare.net/sa2da/geohex-20100903-5126785
http://www.slideshare.net/sa2da/about-geohex-5134812
http://www.slideshare.net/sa2da/geohex1
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