「サイバー空間には国境がない」と、Global & Digitalを推進する私たちデジタル政策を担当する者たちは言い続けてきた。しかし、この空間には従来の国家主権が届かないゆえに、 ・法秩序が不十分で、無法地帯に ・個人情報保護や特許権、著作権などで不具合が ・国家の基幹たる課税権にも課題をもたらす 状況にある。特に最後の点については、 反新自由主義ならば考えて欲しい - 新城彰の本棚 (hateblo.jp) の書にもあるように、本来その国が得るべき税金が他に収奪(*1)されている。これが、今週紹介した「デジタル課税論」につながってくる。 デジタル課税の遅れはいいとして - Cyber NI…