いわゆる次世代DVDの一種といわれていた、12センチ光デジタルディスクメディア規格。
光ディスクの規格の一つ。東芝、NECなどが中心となり、DVDフォーラムによって策定されている。
青紫レーザを利用。
特徴として、現在主流の光ディスクDVDと非常に高い互換性を持ち、再生装置、生産設備ともにDVDの資産を生かせ、低コストで普及可能とされる。また、HD DVDはディスクの厚み(1.2mm)がDVDと同じであり、ツインフォーマットディスクも実現している。
フルスペルでは「High Definition DVD」
パッケージソフトに使われているイメージカラーはBlu-ray Discを意識したのか赤である。
この二つの規格は、規格上互換性はないが、両方読めるドライブも登場。
著作権保護には同じAACSを採用する。
Blu-ray Discとの規格競争では何度か統合も検討されたが、物理仕様の対立などから実現には至らなかった。
東芝と親密な関係にあるMicrosoft、東芝から金を握らされたハリウッドの映画会社などが支持していたが、東芝の利益度外視の低価格機器発売でもDVD再生機器としてしか売れず。HD DVDを共同開発してきたワーナーが市場を見ながら決定したBlu-ray Disc単独採用発表により「Blu-ray Disc」との規格競争に破れ、幹事企業である東芝のHD DVD撤退が発表され、規格競争に破れた。
2006年3月31日 東芝製、第一号機「HD-XA1」発売開始、店頭価格約11万
片面二層最大30GB、両面2層ディスクでは60GB。
書き換え可能なHD DVD-RWは片面1層15GB・片面2層:30GB。
ランダムアクセス性に優れたHD DVD-RAMは、片面1層20GB・片面2層未定である。
4.7GBのDVD-ROM層と15GBのHD DVD-ROM層
単独のディスクで、より美しいHD DVD-ROMをHD DVDプレイヤー・ドライブで再生可能なだけでなく、現行のDVDプレーヤ・ドライブでもDVDとして再生が可能。
<東芝>HD撤退へ ブルーレイ支持広がり、継続困難に(2月16日21時27分配信 毎日新聞)