ビクセン社のフリーストップ式フォーク経緯台。微動装置がついていないので高倍率で天体を追うときに少し不自由するが、低倍率時には任意の方向に望遠鏡を振り回すことができ、非常に使いやすい。
もともと大型双眼鏡を搭載するために作られたようだが、作りがしっかりしているため、5,6Kgの望遠鏡でも楽々と搭載できる。
別売の汎用プレートは耳軸からプレートまでの距離を変更できるようになっている。汎用プレートには写真機の三脚と同じネジが切ってあり、カメラや双眼鏡を固定できるほか、M6のネジ穴が切ってあるのでビクセンのメスアリ金具を固定できる。
初期の製品を除いてHF経緯台はエンコーダーを取り付けられるようになっている。しかし、ビクセンのエンコーダーはすでに生産中止である。現在エンコーダーは2社から入手可能。
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