平安神宮(へいあんじんぐう)は、1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して市民の総社として鎮座。桓武、孝明両天皇を祀る。平安京大内裏の正庁「朝堂院」を模した応天門、大極殿など朱塗りの建築が美しい。神苑(名勝)は約3万平方メートルの池泉回遊式庭園で、東、中、西、南の4苑にわかれ、それぞれの四季の花が見事。10月22日の時代祭行列は京都の伝統工芸技術を披露するお祭りで、創建とおなじ1895年に始まり、現在では京都三大祭りのひとつに数えられる。江戸時代、安土桃山時代、室町時代、吉野時代、鎌倉時代、藤原時代、延暦時代の計8つの時代の装束や道具を身にまとい、当時の人々の営みと京都の繁栄を再現…