Intel社が2001年8月に発表した、マイクロプロセッサの高速化技術。プロセッサ内のレジスタやパイプライン回路の空き時間を有効利用して、1つのプロセッサをあたかも2つのプロセッサであるかのように見せかける技術。
2つの異なるアプリケーションを同時に実行したり、1つのアプリケーションを通常のシングルプロセッサマシンより高速に実行することができる。ただし、2つのアプリケーションが同じプロセッサ要素(演算器など)を同時に利用できないという制約があり、単純に性能が2倍になるわけではなく、現在はおおむね20%程度クロックあたり性能が向上すると言われている。