アップルコンピュータが開発したソフトウェアで、ハイパーテキストという概念を初めて実用レベルで実装したことで知られる。
ボタンなどの振る舞いを定義するのには主にHyperTalkというスクリプト言語を用いた。
HyperTalkは速度こそ特筆すべきものではないものの、きわめて英語に近い言語仕様や変数の持つ驚異的な柔軟さなどの特徴をもち、
HyperCardの全体的なとっつきやすさも手伝って多くのファンを集めた。
OSXには非対応(Classicアプリケーション)であるにもかかわらず、OSXが完全に広まったこんにちでもちょっとした用途のためなどに愛用する者は多いという。