「ISILの蛮行は決して許されないことであり、強い憤りを覚えます。犠牲になられた湯川さん、後藤さんのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げます。さて、……」と、このところの国会中継は野党による政府の責任追及の様子を伝えていた。 検証ということで質問する野党議員には、今回の悲劇は中東歴訪の安倍総理の談話と2億ドルの人道支援が招いたと詰問するような人もいたが、二人の死を政府攻撃のために利用しているとしか思えない。 最も非難されるべきはISILであり、そして、犠牲になった二人の行動も問われなければならない。その辺の町中を歩いていて人質になったのではないのである。 ISIL…