カルル・ハイゼ氏の『協商フリーメイソンと世界大戦』から一部を紹介している「フリーメイソンと世界大戦」シリーズの第3回である。 これまで、本来のフリーメイソンは、人類の霊的発展に資するという普遍的な目的を有しており、一宗教あるいは一政党、党派の利益を追求するものではなかったが、やがて、利己的な目的のためにそれを追及する組織が活動するようになった。それはアングロサクソン系のフリーメイソンであることが示された。 これからは、第一次世界大戦を巡る諸勢力の動きの中に、これの具体的な活動が示されていく。 今回の部分においては、アニー・ベザントの名が良く出てくる。彼女は、ブラヴァツキーらが亡くなった後に、神…