結語のいわゆる「ハラスメント問題」について 菅井良 1 本論考の結論 その一 結語の大山さん批判は正しくない。大山さんの主張と松竹支持者の主張とを混同したもので、大山さんの異論は社会の進歩とともに民主集中制の在り方も変わるべきだという考慮に値する提言だった。 そのニ パワーハラスメントかどうかに関しては、共産党中央の、批判と反批判であってハラスメントではない、という主張は、やりとりの形式を見る限りは成り立つと考える。人格そのものの批判ではなく姿勢の批判であり、企業のパワハラについての政府見解に言う「業務上の叱責」に形式は当てはまるからである。 しかし、批判そのものが間違っているので、そこで言う…