この改造についてはすでに太陽スペクトルの測定結果から、感光域は1300nmくらいまでありそうだと考えていました。が、それでも一抹の不安がありました。 先にM82の撮影でIR950でも銀河が撮影可能であることが確認できましたが、これは、Hα線の再結合線が1200~1300nmにあるからで、結構写りが良かったようです。 では他の銀河では、ということで、北斗七星の柄杓にあるM108で見てみましたところ、IR720では写りましたがIR950では全く撮像しませんでした。 そうなんです。Hα線の可視部にある656nmでしたっけ、これもこの銀河では出ていないようなので、つまり、赤味はないので、IR950では…