前回投稿から早5日、加齢とともに時の過ぎ去る速さが身にしみてきまして・・・ということでこんな詩から。 陶潛(陶淵明) 雜詩十二首 其一 人生無根蔕 人生 根蔕(こんてい)なく飄如陌上塵 飄として 陌上(はくじょう)の塵の如し分散逐風轉 分散し 風を逐(お)って轉じ此已非常身 此れ 已(すで)に常の身に非ず落地爲兄弟 地に落ちて兄弟と爲る何必骨肉親 何ぞ必ずしも骨肉の親のみならんや得歡當作樂 歡を得なば 當(まさ)に樂しみを作(な)すべし斗酒聚比鄰 斗酒 比鄰を聚(あつ)めよ盛年不重來 盛年 重ねては來たらず一日難再晨 一日 再びは晨(あした)なりがたし及時當勉勵 時に及んで當(まさ)に勉勵(べ…