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Industrial Engineering

(サイエンス)
いんだすとりあるえんじにありんぐ

IEとも呼ばれる。

JIS Z8141 ー生産管理用語ー で定義されている。定義を以下に引用する。

インダストリアルエンジニアリング、経営工学(indusutorial engineering)

経営目的を定め、それを実現するために、環境(社会環境及び自然環境との調和を図りながら、人、物(機械、設備、原材料、補助材料及びエネルギー)、金及び情報を最適に設計し、運用し、統制する工学的な技術・技法の体系。

備考 時間研究、動作研究など伝統的なIE(indurtrial engineering)技法に始まり、生産の自動化、コンピュータ支援化、情報ネットワーク化のなかで、制御、情報処理、ネットワークなど様々な工学的手法が取り入れられ、その体系自身が経営対とともに進化している。

伝統的技法としては主には以下の通り。

  • テーラーのシャベリング(Taylor's shoveling):石炭をシャベルで運搬する時に、如何に労力を使わず効率的にするにはどんなサイズのシャベルを使い、運搬距離をどうするか
    • 道具の改善、効率化
  • 動作研究(GilbrethのTherblig記号):レンガを積む時にどういう姿勢で積むと効率が良いか、熟練工と若手との動作を比較
    • 動作の改善、前準備の改善:動作改善をする前に、作業動作を見るが、その際にかかった時間と作業内容を記録する。そのときの記号としてTherblig記号が用いられる
  • 時間研究(タイムスタディ(Time Study)):上記動作研究と併せて行うもので、作業内容と時間を記録・集計し、ムリ・ムダ・ムラを見える化すること。一般的には評価者が作業者を観測して記録するが、作業者自ら記録する「自己タイムスタディ」という方法もある。


現代の生産技術においては

  • 複数の人の動作研究としてのワークサンプリング(一定時間間隔での作業内容記録):時間研究(タイムスタディ)の簡便法
  • 解析としての時間の積み上げやムリムラムダな動きの除去
  • 人の作業については、単に時間を短縮するだけでなく、疲労回復時間を取り入れるなど生理学的な要素

も取り入れられる。
また、機械化/自動化/自働化なども取り入れられる。

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