どうも、素数です。 事実は小説より奇なり。ってよく言いますよね。 みなさん、本当にそう思います? ちなみに僕はそう思いますねぇ。現実に起きた大事件も小説にして見たら陳腐な物語で、一切話にならないみたいなことってやっぱりあると思うんだよね。 例えば三島由紀夫の『潮騒』では小さな島にやってきた島の長の娘(なんで島の外にいたかは忘れた)。その娘と世渡りは下手くそだが、腕っ節と人望を兼ね備えた島の若い男が恋に落ちるという話。それには恋敵がいて、恋敵は金も権力もあるけど中身がポンコツ。さらに島の長、つまり娘の父親からも反対されていた。家族はほぼ村八分みたいな状態。そんな中でいろんな難局を超えて彼らは結ば…