先月、脅威インテリジェンスの使い方として、ほんの入り口を紹介(*1)した。5W1Hに分類して、自らの企業や部門にどんな脅威があるのか、迫っているかなどを整理して考える(もしくは求める)一つの方法である。高価なインテリジェンス情報を購入するだけでなく、身近なメディア記事からも読み取れるインテリジェンスもある。例えがこんな記事。 日本、ウクライナに4700億円融資 ロシア凍結資産活用で - 日本経済新聞 ウクライナへの支援は、6月のイタリアにおけるG7サミットで決まり、公表済みである。原資として、凍結したロシア関連資産の金利部分を充てることになっていた。その日本側からの実施が、先月末に行われた。日…