JR西日本125系電車

JR西日本が223系2000番台を基本に、電化ローカル線用に開発した鉄道車両。*1
両運転台でワンマン対応、車内には転換式クロスシートを備える。一部の車両は霜取り用ダブルパンタグラフ搭載。
1次車は2003年3月15日に電化した小浜線に投入され、翌2004年12月19日の加古川線電化の際に2次車が投入された。2次車からは窓ガラスが緑色のものに、スカートが強化型になるという設計変更点がある。小浜線用はもともと車内のシートが1列＋2列だったが、座席数が少ないと苦情が出たので2列＋2列になった。加古川線用は現在でも1列＋2列である。
2006年10月21日の北陸本線・長浜−敦賀間および湖西線・永原−近江塩津間直流化開業により、長浜・近江今津−敦賀間の普通列車用に小浜線と共通の3次車が投入された。3次車は当初から2列＋2列の座席配置で製造され、運転室仕切り扉が同時期に製造された521系と同様の引き戸式に変更されている。
2扉車であるが、3扉化改造が容易に行えるよう、中扉が準備工事となっている。