2.8ウィキペディアに『ブラナー監督の半自伝的な作品である。』とあった。出自をあつかった思い入れの深い主題で、撮影も演出も俳優もいい。 RottenTomatoesが88%と92%、IMDBが7.3。批評も成功していて、映画は高い次元で達成されていると思う。 が、個人的には事象の羅列に流しすぎな気がした。全編がミュージックビデオのようだった。ヴァン・モリソンの長いMVだった。 YouTubeで(再生回数)何億、何十億回というMVを見て楽しむが、映画とそれらMVの方法はちがう。 岡崎体育にそのものずばり「MUSIC VIDEO」というMVがあるが、MVはまさにあの方法論で成り立つことができる。顕…