こんにちは。今回は、韓国が開発している核融合炉「KSTAR」についてご紹介します! 核融合炉とは、太陽のエネルギー源である核融合反応を人工的に再現する装置で、将来的には無尽蔵のクリーンエネルギーを生み出すことが期待されています。 しかし、核融合反応を起こすには、水素原子を超高温・高圧のプラズマ状態にして衝突させる必要があり、そのプラズマを安定して制御することは非常に困難です。そこで、強力な磁場を使ってプラズマを閉じ込める「トカマク型」の核融合炉が世界中で研究されています。 ## KSTARの特徴と実績 KSTARは、韓国が2008年から運用しているトカマク型の核融合実験装置です。KSTARは「…