私の祖母はとても編み物が上手で、セーターはもちろん、レース編みなどの細かくて時間のかかる作品も数多く編んでいました。 晩年は認知症を患っていたためもう編み物をすることはなくなりましたが、代わりに私が引き継ぐよ!と言って祖母が使っていた編み針一式を譲ってもらいました。それから大事に使っていましたが、年季が入った竹製の棒針はどんどんしなり、先端も割れてしまい、徐々に本数が減っていってしまいました。 靴下やミトンを編むときは同じ太さの棒針を5本使いますが、そのうちの1本が欠けたりして4本で編んだり、太さの違う棒針でなんとかごまかしながら編んでいました。 日本の棒針の太さは号数で表記されています。対し…