マイアミビーチは、Mango's tropical cafeのキューバ系シンガー マイアミに無事到着したが ラブのカウンターにいるのは、ちょび髭ではない。彼は勤務が終わり別のもっと若い丹精な顔の青年となった。乗客の顔ぶれは無論今日も同じである。 空港の電工掲示板は、Bordingのランプが点滅している。 さっそくカウンターでマイアミからの乗り継ぎについて問い合わせる。翌日のアメリカンが確保されていた。マイアミでのホテルの宿泊券もある。その場にいくまでは本当かどうか信じられないが、なかなか手際がよい。私はラブの新たな地上勤務員に礼をいい、重要なことを聞く。 「で、飛行機は、別のかい」 「いいえ、…