先日、L2/3のModic changeを伴う椎間板性腰痛の患者さんが、保存的加療で良くならず、良くなる可能性があるなら手術を受けたいと、脊柱管狭窄もなく適応としては、微妙だったものの、希望も強かったため、1椎間のLLIFおよびPPSを行いました。 椎間板性腰痛に対する治療は、鎮痛薬による対処療法、椎間板ブロック、椎間板内熱凝固、抗生剤治療、腰椎椎体間固定術、後方固定術など色々と行われてはいるようですが、個々の症例に応じて適宜、検討される、というのが現実かと思います。 Modic changeを伴う椎間板性腰痛に対するアモキシシリンの治療の有効性に関して、BMJでも報告されていて(世界4大医学…