MPEGのうち、高画質、高レートの用途を目的に作られたフォーマット。
MPEG-1がVHSクラスの352x240の解像度を基本としているのに対し、MPEG-2はそれ以上の解像度、高レートでの動画の扱いが規定されている。
MPEG-2のフォーマットは、DVD、CS、BSデジタル放送、地上デジタル放送などで利用されている。
JPEGと同じDCT圧縮を基本とし、更にキーフレームと差分フレームを利用してフレーム間圧縮を行う。動きが激しい画像やブロックノイズが載りやすい動画に弱い欠点がある。
更に高画質を目指したMPEG-3と言う規格も規定されていたが、最終的にMPEG-2の中に吸収された。