NAND型フラッシュメモリ
EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。 NANDフラッシュメモリ大手キオクシア（Kioxia）の四半期業績（2024会計年度第4四半期（2025年1月～3月期））です。 eetimes.itmedia.co.jp 2024会計年度（2024年4月～2025年3月期）は第2四半期（2024年4月～6月期）をピークに、売り上げが減り始めております。 2025会計年度（2025年4月～2026年3月期）の前半はそれでも、比較的強気な見通しとなっています。 データセンター/エンタープライズ向け投資が好調で、ストレージ（SSDとHDD）への需要が引き続き旺…
PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。 米国カリフォルニア州モントレーで開催された国際学会「国際メモリワークショップ（IMW）」の現地レポート初号です。 pc.watch.impress.co.jp レポート前半は初日朝の開会挨拶から開催規模を主にお届けしております。 投稿件数は前年のソウル並みで、かなり良いと感じました。レポート後半は3件のキーノートスピーチ（初日午前に実施）から、 Samsung Electronicsの講演概要を紹介しています。DRAM技術とNANDフラッシュ技術の現状と将来展望です。 Samsungは過去にも将来展望をいくつかの…
PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。 5月中旬に米国カリフォルニア州モントレーで 半導体メモリ技術に関する国際学会「国際メモリワークショップ（IMW）」が開催されます。 その予告編レポートを掲載していただきました。pc.watch.impress.co.jp今年はNANDフラッシュの話題が目立ちます。口頭講演セッションは プレナリーセッションを除く7つのセッションで NANDフラッシュのセッションが3つと、半分近くを占めていました。 そのほかでは抵抗変化メモリがあちこちのセッションに分散しており、 総数では少なくないように感じます。また研究開発コミュ…
フィックスターズ様から依頼を受けております「SSDコントローラの解説シリーズ」、その第5回が掲載されました。 今回のテーマは市場と製品です。www.fixstars.com 市場規模は、市場調査会社2社の公表データを引用しています。 両社ともに市場規模（金額）は2桁％で成長していくと予測しています。製品は3つの区分で説明しております。 始めはSATA品とPCIe品の仕様比較です。当然ながら、PCIe品が圧勝しています。次はエンタープライズSSD向けのコントローラ製品です。MarvellとFADUの製品を紹介しております。 最後はクライアントSSD向けです。PhisonとSilicon Moti…
EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。 メモリ大手Micron Technologyが2025会計年度（2024年9月～2025年8月期）第1四半期（2024年9月～11月期）の業績を発表しました。そのまとめ記事です。eetimes.itmedia.co.jp 四半期ベースの売上高は過去最高を更新しました。 営業利益率は25％強とかなり好調です。単価の高いHBM（広帯域DRAMモジュール）がきわめて好調で、売り上げと利益の増加に貢献しています。HBMはGPUモジュールが主な用途です。人工知能（AI）向けデータセンターでGPUモジュールの需要が伸び…
新年明けましておめでとうございます。EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。 メモリ大手Micron Technologyが2024会計年度（2023年9月～2024年8月期）の業績を発表しました。 といっても9月のリリースなのでかなり古いです（要するに記事化を失念していました（爆））。 少し悩んだのですが、記事のアーカイブ機能を重視するスタンスなので、恥をさらすことにしました。eetimes.itmedia.co.jp巨大損失を計上した悲惨な2023会計年度から、急激に回復して2024年会計年度は黒字化しています。 黒字化を牽引したのは明らかにD…
EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」をさらに更新しました。 NANDフラッシュ大手キオクシアの2024年7月～9月期（2024会計年度第2四半期）の四半期業績まとめです。eetimes.itmedia.co.jp なんだか絶好調です。売上高は過去最高を更新、営業利益も過去最高を更新しています。 この状態が続けば、念願の上場を果たせそうな気がします。 とはいうもののフラッシュメモリは景況の波が激しい（過去ずっとそうだったという意味です）ので、浮かれてもいられません。 「山高ければ谷深し」を警句としてアタマのスミに置いておきます。 業績について詳しくは、記事をお読…
EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。 HDD大手Western Digital（WD）の四半期業績まとめです。eetimes.itmedia.co.jpWDはフラッシュ大手でもあります。HDDとフラッシュの売り上げはおおむね半分ずつです。 今期はいずれも増収増益になっています。2023年の悲惨な状況から、ずいぶん回復してきたことがうかがえます。興味深いのはフラッシュ事業で、ビット換算では前期比がマイナスであるにも関わらず、ビット単価の上昇によって前期比が増収となったことです。需給バランスが供給不足側に寄ってきたように見えます。 詳しくは記事をお…
先端技術ソリューションのサービス企業であるフィックスターズ様から、SSDコントローラ（フラッシュストレージのコントローラ）に関するシリーズ解説を受託しています。その第3回が掲載されました。 www.fixstars.com 全体のトップページはこちらです。 www.fixstars.com 第3回は、SSD独自の問題や技術などを解説しております。 HDDとはずいぶん違い、記憶媒体がNANDフラッシュメモリであることがいろいろな複雑さを生んでいます。 その分、コントローラの仕事が増えている。きっつー。第3回では誤り訂正（HDDも誤り訂正は使っています）と多値記憶（NANDフラッシュメモリの最大の…
EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。 半導体メモリ大手Micron Technologyの四半期業績まとめです。eetimes.itmedia.co.jp DRAM市況、NANDフラッシュ市況とも回復してきたことがわかります。 四半期比較で販売価格が20％増、DRAMはビット換算では減少なのに販売額では上昇とは。あと設備投資がHBM重視だと、LPDDRやDDR、GDDRなどの生産に響かないか、少し心配です。詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。米国 半導体株ETF（SMH) 個別半導体株 投資データブック作者:米国ETF投資促進協会Am…
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