『明けないで夜』(燃え殻・著) 燃え殻さんの本を読んだのは、今回で二冊目。 日々で感じた可笑しみや、悲しみなどが書かれたエッセイ。後半は日記形式になっている。 前回読んだのは数年前に読んだこちら『相談の森』で、どちらも読むとホッとする、安心感が詰まったような本。学生時代に聴いていた、ラジオの深夜放送のような…。 tsuruhime-beat.hatenablog.com それはやはり、華々しい道を歩んで来たわけではなく、性格的にも引っ込み思案でピュアな著者の人柄が滲み出ているからだと思う。 心に残った章を挙げていくと… 「映画館での暗闇が好きだ」 日常をなんとかやり過ごすためには、 映画館の暗…