長野県の諏訪地方出身・在住のバンド
2001年5月、モデストマウス松本公演の終了後、モデストのエリックが西の腕に「Ogre You Asshole」と悪戯書きをした事からバンド名を「Ogre You Asshole」に決定。
略称は「オウガ」など。
OGRE YOU ASSHOLE
アルファベータ vs. ラムダ
フォグランプ(初回限定盤)(DVD付)
フォグランプ
homely
100年後
confidential
平均は左右逆の期待
しらないあいずしらせる子
浮かれている人
タニシ
ピンホール
アルファベータ vs. ラムダ *アナログ12inch [12 inch Analog]
homely [Analog]
dope [12 inch Analog]
百年後 [Analog]
ディスコグラフィに引き続き書いていきます。二つの記事で何度か名前を出したバンドや影響力が強いと感じるもの、その中でも個人的に好きなバンドについて。 基本的にオウガをきっかけに聞いたアーティスト及びインタビュー当で言及があったものを並べていきます。全体的にUSインディー期に偏っちゃいますが、最初にまず各所で言われているゆらゆら帝国 -空洞です- との関連性ですね。homely以降の三部作、インタビューやレビュー記事などどこへ行っても「空洞です」と比較されます。 ゆらゆら帝国 - 空洞です(2007) 実際に石原洋+中村宗一郎が手掛けたということで録音の質感はかなり近く、ただ表層的な部分が似通って…
OGRE YOU ASSHOLEというバンドを聞く上で最も重要なアルバム、それがこのworkshopシリーズだと僕は思っています。彼らの活動の中で大きな一つの方針がライブ録音とスタジオ録音でのアルバムを完全に切り分けるというものでした。最新のアルバム聴いたときとかむしろライブでいつもやってるバージョンの本当に素材だけのような質感だったので、これworkshopを作ることを前提にやってない?とすら思いました。 というわけで一般的なロックバンドのスタジオ版とライブ盤という関係性とは若干違ったものになってますので、正直オウガのサイケ三部作の難解さがよくわかんね〜って人にこそオススメです(勿論既存の曲…
2001年結成。初期の頃は90年代のUSインディーをベースにしたようなロック~ディスコパンクシーンとも比較されながら徐々にサイケデリックへと傾倒しAORやクラウトロック、プログレの空気まで入っていきながらソフトサイケな歌もの → ライブで轟音~グルーヴ重視へと大化けするというバンドです。 一時期狂ったようにライブに通いまくってました。かなり多方面から楽しめるというのもあり1stから順に追っていきます。 OGRE YOU ASSHOLE(2006) セルフタイトルの1st。元々OGRE YOU ASSHOLEというバンド名の由来はかつてメンバーが敬愛していたModest Mouseの来日ライブに…
待ちに待った・・・。 『朝 (alternate version) / (悪魔の沼 remix)』各サブスクリプションにて配信スタートしました。原曲を大幅にリアレンジしたalternate version、そして悪魔の沼は今回初のremixを手がけてくれました。是非聴いて下さい。https://t.co/0BG7Dj9RKT — OGRE YOU ASSHOLE (@OYA_band) 2020年4月28日 出だし等大きく変わってますがここ一年間ライブで演じられてきた「朝」は大体こんな感じです。ライブで激変する上にその激変っぷりがかなりかっこいいバンドなんですが、その割にライブ動画や音源が少な…
もしかしたら世界一好きなアルバム・・・かもしれない(?) 洋楽聞き始めた時からUSインディーとかオルタナとかそういうのを漁ってたけど、その終着点というかある意味で俺の中の結論がこのアルバムなんだろうなぁ、とちょっと思います。日本のオルタナインディーってニルヴァーナやスマパン、ナンバーガールの影響下にあるバンドがメジャーだった00年ギターロックな空気が好きだったんだけど、10年代入ってからのVW(ヴァンパイアウィークエンド)とかザ・ドラムス以降、くるりがA-Punkオマージュしてたりとかやっぱ流れ変わってますよね。USインディーという言葉を聞いて思いつくバンドがSNS見てるとやっぱ洋楽を聞いてた…
5年振りとなるひたちなかの地に君臨。11時過ぎに到着したはずが、駐車場スタッフのありえない手際の悪さに30分も足止めを食らう。このおかげでトライセラトップスは観れず。 ・モーモールルギャバンItunesフリーダウンロード曲で話題の「裸族」が我が家で流行っているギターレスバンド。予定通りパンツ一丁姿でボーカルドラムが暑苦しい激ハイテンションで登場。この会場で最も高いと思わせる超ハイテンションで客を煽るのだが、いちいちMCが面白い。ハチャメチャな楽曲ばかりなのに演奏はしっかりと安定していて普通に巧いし、何気にどの曲もグッドメロディばかり。ドラムのキャラ立ちが素晴らしいのはもちろんだが、この彼の異常…
9/2の日記 https://ichinichi-okure.tumblr.com/post/727406352824205312/202392satkyoto-%E6%97%A5%E4%BB%98%E3%81%8C92%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D%E5%83%95%E3%81%AFkashikoi から飛んでくる人に読んでもらいたいので、留置所にいる友達から送られてきた以前の手紙に書いてあったテキストを置いておきます。 「分析がなぜ大事かといえば、目の前にある問題の深さ、困難さを知れるから大事なのであって、分析と…
先週に引き続き、この週末もライブへ。 まず金曜日はアナログフィッシュの夏の企画ライブ、ナツフィッシュへ。 昨年に引き続き横浜のビルボードで、2部制で行われた。 私は仕事があったので、後半の部に。 21時開始ということで遅い時間だが、落ち着いた雰囲気のビルボードはこの時間帯も存外悪くない。 昨年はメンバーがコロナになってしまったため延期され、10月に開催となったのだけど、まさに私もコロナになって、その後遺症でかなり自律神経がおかしくなっていた時だった。 その前週は10/10で別の企画ライブがあり、2週連続で彼らのライブをみたのだけど、その時に信じられないくらいメンタルが回復して、文字通り音楽に救…
3月にPavementの来日ライブを見て胸を打たれ、その流れでかつてPavementを知った頃よく一緒に聞いていたUSインディーの好きなアルバムについて書き溜めたものを放出していきます。 Silkworm - Firewater(1996) 後にToucch and GoメインでリリースすることになるSilkwormがPavementやYo La Tengoでも知られるMatador Recordsからリリースした3rd。彼らのリリースの中でも今作はとくにレーベルの色が出ていて、初期の頃の彼らの顔だったDinosaur Jr.とも直結しそうな親しみやすいメロディー+ヒリヒリとした硬質な音色によ…
昨日、にゃははは絶好調だぜ!というような内容の日記をお届けしましたが、一方で仕事は全く身が入らない。2時間で5行しかコードを書けていない。急ぎじゃないとサボっちゃう。まあ、急ぎじゃないなら、いいのか。いいです。今はにゃははモードなので。 ご主人様トークをしていた友人に「ウチ来てもご主人様になってあげないよ!」ときっぱり言われる。エーッ。お人形になれる可能性が絶無であるからこそ、お人形の自我に虚構でも幸福や希望を与えてあげたかったのだが。芽を確実に摘まれてしまった。お人形さんはずっと泣いてます。でも、友人は僕に人間として生きてほしいんだろうなと思うので、前向きに捉えていきたい。人間人間!! 時代…
「PLASTIC」 www.youtube.com 「大和(カリフォルニア)」「TOURISM」などで国内外から注目を集める宮崎大祐監督が、幻のアーティスト「エクスネ・ケディ」による1974年ライブ音源アルバム「StrollingPlanet’74」をモチーフに撮りあげた青春映画。 2018年、名古屋。1970年代に世界を席巻するも瞬く間に解散したアーティスト「エクスネ」の音楽を愛するイブキは、同じくエクスネのファンでミュージシャンとして東京進出を夢見るジュンと出会い、恋に落ちる。2人の出会いから、その4年後に東京で開催されるエクスネ再結成ライブまでの日々を描く。 「あいが、そいで、こい」の小…
2020年は全然ライブに行けなくてかなりしんどかったので、2021年になって少しずつライブに行けるようになり、椅子席だったり声を出すなと言われたりしたけれどそれでも楽しかった。 万が一体調が悪くなった場合に迷惑かと思い、ライブに行ったことをツイッターに書きづらくて、書くとしても2週間くらい経ってからにしていた。 2021.4.16 @Sound lab mole ONE MAN LIVE TOUR "NOT BUSY 2020 - 2021" BIM 椅子席だったけれど、1年以上行っていなかったライブにようやく行けて、楽しすぎてはしゃいじゃった。 何回も「PUNPEEは来ないよ」って言ってた。…
上半期にリリースされた新譜でよく聞いてたものを並べました。 People In The Box、FACS、Shame、Model/Actriz、Cwondoについてはこちら 他deathcrash、Squid、butohes、SPOILMANについては単品記事にて 上記以外のアルバムについて触れていきます。 5kai - 行 5kai。昨年末にライブを見て衝撃を受けそのまま新譜をリリース。上半期前半はずっとこのアルバムを聞いてました。元々最小限、線の細い鉄をひたすら打ちつけるような強烈なアンサンブルはスロウコアと呼ぶにはマッシブすぎる冷たいポストハードコアで、今作はそこからまた逸脱した、アコー…
日記としてはあまり書くことはない。毎日を書くということは書こうと思えば書ける気もするけれどそれはあくまでも書こうと思えば出来るのであって書こうとは思えない。なので書きたいときに書けることだけを書く。記録としては三日連休の初日ってことくらい。基本療養してる私に休日はあまり関係ないのだけれど周りが休んでるという言い訳のおかげで焦らずに済む。周りが動いてるのに普通のことが普通に当然のことを当然に出来ない自分はとにかく焦る。酷い焦燥感と罪悪感と無力感に襲われる。それが少しだけ安らぐので世間の休みは有難い。カレンダー通りのシフトやサイクルじゃない人だって勿論たくさんいるのは分かっているし、そういう人たち…
1. ツイッターの閲覧制限、新CEOによる広告強化の妨げに=専門家 | ロイター (reuters.com) 今回の閲覧制限に伴う混乱でツイッターがなくなるかどうかはわからないが、やはりツイッターの記憶はツイッターがあるうちに書いておくべきかと思う。 2010年代をツイッター抜きで考えるのは完全に無理だ。私たちの世代の人間が紀元前のギリシャや唐時代の中国や19世紀のヨーロッパを研究するのと同じように後世の人が2010年代の精神史を研究するとして、ツイッターのアーカイブがぶっ飛んでいたら途方に暮れるだろう。あるいは、SNSに対する過剰な美化や醜化が発生するかもしれない。多くの大きな事件、多くの大…
ここのところ来日系のライブもさることながら、音源のリリースも続いている。 まだ買っていないものもあるがそれらはサブスクで聴きつつ、長らく待っていたものは取り合えず買っている。 少し遡れば Tha Blue HerbのMC Tha Bossのソロ2ndもあるが、そちらはすでに記事にしている。 back-to-motif.hatenablog.com そのちょっと前はAA=のTakeshiが初のソロ作をリリース、ライブは行かなかったが、彼のルーツである音楽の半分以上は私も聴いていたので、シンパシーを改めて感じたものだ。 back-to-motif.hatenablog.com その他にもたくさん出…
この土日は2日間とも立川で開催されたクラフトロックフェスへ。 昨年も来たのだけど、ロケーション、アクト、企画全て素晴らしかったので、リピートである。 このイベント自体は既に何年も行われており、昔は確かお台場の辺りで行われていたはずだ。 ビールを飲みながら音楽を聴こう!という素晴らしいイベントである。 会場のステージガーデンという施設は、割と新しいらしくめちゃくちゃ綺麗で、屋内、屋外を行ったり来たりするような感じなんだが、椅子の座り心地もいいし、芝生もいいし、とにかくグッドロケーションだ。 ちなみに私は誕生日でもあったので、のんびり音楽聴きながらゆるゆる酒飲んで過ごすのは、まぁ日々のご褒美みたい…
こんにちは、HIMAGOです。 皆さんは音楽を聴いていますか。私は聴いています。 最近twitterで『#私を構成する42枚』というのがTL上で流れてきており、こういうのってみんな定期的にやりたくなるよね~と思いつつ、スルーしようかと考えていましたが、試しにやってみたら割とスッと決まったので折角だし感想を書いて行こうと思います。 ただ、42枚全部やると多くて面倒なので、上の10枚だけにしようかなと思います。 spotifyとか紹介できるリンクがあれば貼っておきますので、是非気になったらチェックしてみてください。 ①奥田民生 - 股旅 ②eastern youth - 感受性応答セヨ ③OGRE…
薄口です。帯状疱疹辛すぎて泣きながら書きました。薄口の方が濃口より塩分多いのは一生解けない謎。 それにしても歳とったからか体調悪いとき躊躇いなく病院行けるようになったな。 3/1 部署の後輩が流行病で自宅療養になってしまい、彼がやっていたほとんどすべての業務を私が請け負うことになった。私に仕事を振った上司たちが定時退社しているのを見ると、誰も悪くはないのにモヤっとする。 3/3 bonobosのライブをBIGCATで見る。なんばHatchだと思っていて、ドリンクコインも準備して入場の段階で気づき、心斎橋の街をスーツ姿で爆走した。解散ライブなのにBIGCATのキャパなんか…と思わなくもない。段差…
日本には素晴らしいバンドがたくさんいて、よくがない、あるいは絶妙にチャンスがなくて表に出ていないだけのバンドももりもりだ。 ベテランにせよ若手にせよ、それが同じ状況だが、別に認知度が低いだけでそれぞれに海外でもライブしたり、多くのバンドのリスペクトを集めていたり、そもそも音楽が激烈にカッコよかったりと、もっと発見されてほしいとつくづく感じる要素満載だ。 そんな位置付けのバンドの一つがmooolsというバンドで、すでに結成から25年以上が経過したベテランだ。 活動スタンス自体もインディだが、海外ではModest Mouseやウルフ・パレードといったUS勢との共演・交友、さらに日本ではブッチャーズ…
あったこと GWの旅行を目前に控え労働に身が入らなかった。しかし新しい仕事自体は次々と舞い込み、なるべくぜんぶGW開けに回してしまえるよう奔走した。新しいことなんか絶対やりたくないけど新しいことをやらないと中長期的にどん詰まるのは見えているのでしっかり前例のないことをやりまくらないといけない。後輩は……なんか……例によってである。上としてはカウンセリング的なアレとか病院的なアレとかの対応を検討しているっぽいけどどうなるか。 職場の内履きにいわゆる「健康スリッパ」みたいな、土踏まずとかが盛り上がってるやつを使っていたんだけど、土踏まずが炎症か何かで滅茶苦茶痛くなったのでそれが履けなくなった。平ら…