(最終回を見終わってしばらく経ってしまった。) 3つのシチュエーションでそれぞれのストーリーが進む聖夜1日の物語。3つの話が徐々に交差し、見事に一つになって完結した。 毎回、佐藤浩市のナレーションで前回までのおさらいをしてくれるので、途中から細かい因果関係を追うのはやめてしまった。逃げる、追いかける、悩む、はじける、盛り上がる、凹む、それらを繰り返しながら、記憶を失くした逃亡犯の正体、事件を追う者たちが仕掛けるトリップが、明かされてきた。最後の予定調和は誰もが想像していたことで、迷子犬探しの老人(佐藤浩市)が、シェフ(大沢たかお)のレストランの先代シェフであるというサプライズがあったくらい。 …