記憶の世界の解像度 (2024/05/03) Kenko DSC-PIENI II(渋谷ハチ公前スクランブル交差点) Kenko DSC-PIENI II(片瀬江ノ島東浜) 僕のような年季の入った人間は、画質の荒い、色褪せたような写真を見ると何故かしらノスタルジーを感じる。 それは少し大人になって見返した子供の頃の色褪せたカラー写真の記憶や、小学生の頃、夏休みの夜に近くの公民館で見た映写会での8mm映写機による映像と重なるからかもしれない。 今となっては、僕たちの周りの写真や動画は、高性能になったスマホやデジタルカメラのおかげで飛びぬけて高解像なものばかりになった。 近年、フィルムカメラのブー…