私が初めて買ってもらったゲームはポケモンでした。楽しみ方は人それぞれですが、私の場合、そのゲームに「発見の喜び」を感じていました。その世界にどんなポケモンがいるのか、その全容は明らかではなく、新たな地で、まだ見ぬポケモンを探す冒険を楽しんでいました。しかし、大きくなるにつれ、その喜びは失われていきます。というのも、それらのポケモンは決して私が初めて見つけたわけではないのです。攻略本、最近では攻略サイトですが、ともかく、私が初めて発見したと思っていたその事実は、既に他の人が見つけ、理路整然とまとめているのです。もっと言えば、そのゲームを作ったプログラマは、誰よりも早くそのことを知っています。それ…