僕はR. Kellyが一番好きなシンガーなのですが、そんな彼の自伝の翻訳版がとても面白かったです。まだ全部読んだわけではないのですが、色々なエピソードや彼の音楽の作り方なんかを知ることができて、より一層彼の音楽に対する愛着が湧きました。特に印象に残ったのは、彼がラッパーをとても高く評価している点で、他のシンガーよりもラッパーとの共演が多いのもそれゆえなのだと分かりました。ただ、彼の場合そうしたラッパーに対抗して「俺のがスゴイんだぜ!」的なアティチュードで常にシーンのトップであり続けようとするバイタリティーがずば抜けていて、どんなにつらい状況でもひたすら音楽を作り続ける、まさに「音楽モンスター」…