ジャズ・レコードを紹介しながら日々の出来事を・・・・・、 暇つぶしにお付き合いください。 今回はこの一枚を、ROSEWOOD / WOODY SHAW。 ハバード同様、ドルフィーとの共演を通じ、ジャズ・シーンに登場(60年代中期前)した後、盛りは過ぎたとは言え名門のH・シルバー・クィンテット、A・ブレイキーのジャズ・メンセンジャーズに在籍し、「若手の有望株」と謳われ、コンテンポラリーから初リーダー作、MUSEから好作を発表し続けるも、なかなか「運」に恵まれず中堅トランペッターに仲間入りする直前、千載一遇のチャンスが巡ってきた。70年代も半ばを過ぎると、さしも猛威を振るったエレキものに陰りが見え…