日立(ルネサステクノロジ)が開発した主に携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ。
高性能で評判、今までにauのW11HやA5303H、A5305K、NTT DoCoMoのN505i、N505iS、SH901iC、F901iC、D901iなどに搭載された実績を持つ。
SH-Mobileは同社が開発した「SH-3 DSP」と呼ばれるDSP機能搭載32ビットRISCプロセッサをベースに大量のメモリを搭載したもの。
JAVAの実行速度は搭載されている携帯電話と搭載されていない携帯電話とは比べ物にならないほどの差が出る。
アプリケーションプロセッサとは携帯電話の通信機能以外を担当するプロセッサ*1で、携帯電話の高性能化に従い、携帯電話用CPU開発のためにコストがかかる、そのためベースバンドプロセッサはあくまで通信担当にし、アプリケーションプロセッサにそれ以外の処理をさせることにより、通信プロトコルが変わったときの携帯電話用CPU開発のコストを下げることが出来る(ベースバンドプロセッサだけを開発すればいいため)。
このCPUは利用していない部分に電源供給を止めるなどといった低消費電力仕様となっている。
*1:通信機能を担当するプロセッサはベースバンドプロセッサと呼ばれる