霧生笙吾監督の武蔵野美術大学の卒業制作である映画『JOURNEY』(2020)は同年7月に開催されたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022・国内コンペティション長編部門に入選し、見事、才能ある次世代映画作家に贈られる「SKIPアワード賞」を受賞。また、2023年6月には欧州最大の日本映画祭であるドイツの「ニッポン・コネクション」にて上映されるなど、その独自の映像感覚が国内外で高く評価された。 (C)JOURNEY 2023/Cinemago 霧生笙吾監督は、大学在学中に「亡くなった母親が骨壷として家に戻り、火葬の際に焼け残った母親の銀歯を取り出す」という内容の20分の短編映画を制作。そこで描…