世界のロープアクセス技術は、IRATA(アイラタ、イラタ)技術に代表される、上下移動主体の技術で、主に、建設現場での高所・難所への移動手段として活用されています。 一方、日本では、インフラ構造物等の調査・点検・検査を高所・難所で実施するためのアクセス手段として、上下左右前後へと自由自在に、迅速・安全・的確に移動できるSORAT(そらっと)技術が活用されています。 面白いことにIRATA等と、SORATには、技術的な背景やら国民性の違いやらが反映されているように思われます。 両者の特徴をあげてみます。あくまでも、個人の感想です。 IRATA等の特徴 ・建設作業員の技術。上下移動主体で、技術の修得…