23年半の会社員生活。やめる考えなどみじんもなかったのに、ある日突然ひらめいて翌日辞表提出。そして音楽家生活開始。知識も機材もなにもないのに水の映画を作ろうと思い、カメラを買っていきなり撮影を始めた。そして水の叙情詩3部作はそれぞれ何カ国かで入選した。昨年12月の姉の死後、1月中旬。いっそのこと補修掃除整理中の家をカフェにしようと想像もしなかったことを思いつき、3か月半で実現。5月1日オープン。我ながらフットワークの軽さに驚き、そんな自分が気に入っている。 22年前はまだ脱サラは厳しく、ましてやどこにもない自分の音楽を創造するなど狂気の沙汰だった。そんな行動は人々に勇気を与えると思ったけど、ダ…