スコット・ラファロ
音楽家、ジャズ・ベーシスト
1936年4月3日 ニュージャージー州ニューアークに生まれる。 クラリネットやサックスを学び、高校卒業後ベースを始める。 1955~56年 チェット・ベイカーのバンドに加入、ツアーを行う。 1959年11月某日 ビル・エヴァンス(p)、ポール・モチアン(ds)とピアノ・トリオを結成。 1961年7月6日 自動車事故で夭逝。享年25歳。
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最近イヤホンばかり使っているので、久しぶりにちゃんとしたヘッドフォンで音楽を聴いてみたくなりました。とは言うもののヘッドフォンシステムは設置場所が無いので段ボールに入ったまま。そこで思いついたのがWM1Zでヘッドフォンを鳴らすと言う手段。東京にいた時はヘッドフォンには専用のシステムを組んでいたし、WM1Zはイヤホン用に購入したのでヘッドフォンを繋いで聴いてみるなんてことは考えもしませんでした。でもWM1Zだったらヘッドフォンでもしっかりドライブできそうな気がします♪ 手持ちのヘッドフォンのうちHD800とT1はXLRバランスもしくは6.3mmシングルのケーブルしかないので使えませんが、ポータブ…
記録(2022年10月16日) 読書1時間 ◎(計4時間) 瞑想15分 ◎(計15分) 運動 ジョグ20分 日替わりプッシュアップ100回 タックプランシェプッシュアップ100 (MU5→SBD10→PU10)×10 リングディップス300回 HIIT Bicycle Crunch→Mountain Climber Twist→V-up→Trunk Curl→Russian Twist 各種目20秒休憩10秒計2分20秒 未回収分 読書528時間(10月の読書時間計24時間) 読んだ本 シェイクスピア作『オセロウ』菅泰男訳 太宰治『太宰治全集 第一巻』 起床時刻 6:50起床 10月の目標 シ…
日本では人気のあるピアニスト、ハンプトン・ホーズ(Hampton Hawes)をリーダーとし、1958年03月17日に録音された「For Real (Contemporary Records S-7589)」は、天才ベーシスト、スコット・ラファロ(Scott La Faro)とテナーサックスのハロルド・ランド(Harold Land)という珍しい顔ぶれが集うアルバム。 ドラムスは、あまりお馴染みでないフランク・バトラー(Frank Butler)です。 1年半後の1959年12月28日、「Bill Evans Trio - Portrait In Jazz (Riverside RLP 12-…
記録(2022年7月2日) 読書1時間 ◎(計3時間) 英語学習15分 ◎ 運動 ジョグ20分、日替わりプッシュアップ100回 HIIT(Bicycle Crunch→L-sit→V-Up→Squats)各30秒計1分30秒 未回収分 読書678時間(7月の読書時間計6時間) 読んだ本 夏目漱石『こころ』 坂本伸二『デザイン入門教室 [ 特別講義 ] 確かな力を身につけられるー学び、考え、作る授業』 起床時刻 5:07起床 ジャズを聴こう、其の九 Bill Evans Torio - Portrait In Jazz 収録曲 Come Rain Or Come Shine Autumn Lea…
かのBill EvansのVillage Vanguardでのsession、1961年のScott LaFaroの事故死直前ということもあって名盤中の名盤として知られる。演奏もさることながら、聴きながら思うのは、それまでのジャズのライヴ盤とは異なる音の印象、暗がりで紫煙ゆらぐような、ではなく、もっと現代的な清澄な音に驚く。その後のECMに連なるような音の元祖のような、というか。そんなことで、このライヴ盤の音に強い関心がある。昨日は、割と好きなDSD音源サイトHDTTからリリースされたWaltz for Debby を入手。案外良かった。 Bill Evans Trio - Waltz For…
一気に蒸し暑くなり、6月なのに気温が40℃を超える異常気象。 もう異常でもなく当たり前になってきているのかもしれません。 ここから3ヶ月は猛暑と対峙しなくてはいけないと思うとそれだけで疲れそう。 山下達郎が11年ぶりのアルバムを発売したので、あちこちのラジオに出て面白い話もたくさん聞けたので、今日は名盤『FOR YOU』にしようかなとも思っていたところに、きのういいアルバムに出逢ったので急遽差し替え。 個人的には、山下達郎を聴くと高校3年の学園祭がつながってくる。 学園祭の時は『RIDE ON TIME』だったけれど、そのアルバムのヒットによってレコーディングが贅沢に出来る環境になり、思いっき…
【AMU】==【AmazonMusicUnlimited】 【SPD】==【SpotifyDownloads】なんか・・・ 「金色」のが・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ソース本:『ページをめくるとジャズが聞こえる/村井康司/シンコーミュージック・エンタテイメント』 上記本の148ページ~> 「この市街戦は前衛ジャズそのものだ」 ――佐藤泰志の文学とジャズここに・・・ 「市街戦」っぽいオーネットの演奏というと、 ダブル・カルテットによる『フリー・ジャズ』 あたりだろうか・・・ ってな具合に登場するが!^*^!《ダブル・カルテット》というのはステレオ録…
ブルーノート(Blue Note Records)が売り出した新主流派ピアニストの一人が、アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)です。 アンドリュー・ヒルは、私が一番好きなジャズミュージシャンでありまして、2007年に逝去した際は、別のブログではありますが「追悼特集」を10回位連続でやった位好きです。 さて、キューバのお隣、カリブ海に浮かぶ島国・ハイチで生まれ、シカゴに移住した彼のシカゴ時代の音楽仲間であったのが、テナーサックスのジョー・ヘンダーソン(Joe Henderson)。 そんな繋がりで、ジョー・ヘンダーソンがブルーノート(Blue Note Records)にアンドリュー・ヒ…
Bill Evans: Sunday At The Village Vanguard (1961, Riverside records ==> HDTT)1 Gloria's Step 6:082 My Man's Gone Now 6:163 Solar 8:514 Alice In Wonderland 8:335 All Of You 8:126 Jade Visions 3:48Bill Evans (p), Scott LaFaro(b), Paul Motian(ds)Engineer : Dave JonesProducer: Orrin KeepnewsRecorded 'li…
先の「ジャズ・レーベル(1)―ブルーノート」で、同レーベルらしい魅惑的なカヴァーを纏ったアルバム例として「クール・ストラッティン(Cool Struttin')」を挙げたが、今回はそのリーダー・アーティストであるピアニスト、ソニー・クラーク(Sonny Clark、1931年7月21日-1963年1月13日)をご紹介しよう。 幼い時からピアノに接していたクラークは、1951年にサンフランシスコでピアニストとしての道を歩み出し、スタン・ゲッツ(Stan Getz, ts)、アニタ・オデイ(Anita O'Day, vo)との共演後、1954年から56年にかけてはクラリネット奏者バディ・デフランコ…
クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)と同様、短命ながらマックス・ローチ(Max Roach)や、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)との共演で、強烈な印象を残すトランぺッターが、今回ご紹介するブッカー・リトル(Booker Little)。 伝統から突き抜けた奔放なフレーズが魅力のトランぺッターでもあります。 そんな彼が、1960年04月に録音した唯一のワンホーン・アルバムが「Booker Little (Time) 」。 私がジャズのアルバム紹介し始めた最初期、「妙なるトランペットの響き」という言葉を使ってブッカー・リトルの音色を表現してましたが、その思いは今も変…
私たちは二人だつた。私はそれをはつきり言える ――マラルメ「散文」―― *1 序:研究への タイム感覚 音色 結:偽史を編む [reference] 序:研究への ビバップ以降のジャズミュージシャンはみな研究家の側面を持ち合わせている。まず「勉強」しないとジャズはできない。 もちろん、アドリブの勉強をすればそれだけで良い音楽を作れるわけではない。1940-60年代は不思議な時代で音韻情報の進化と音楽の変化がなぜか同期していた(少なくともそう錯覚させられた)。その魔法が解けて久しい。 研究はたいてい一人で、あるいは内輪で行われる。研究の総量に比して研究書のような形で世に出回る割合は想像以上に少な…
ビル・エヴァンス(Bill Evans)とジム・ホール(Jim Hall)という知性派ジャズ・ミュージシャン達によるデュオ・アルバム「底流(Undercurrent)」。 CD化の際、別テイク含む未発表だった4曲が追加収録されたバージョンも発売されております。 ビル・エヴァンスのハードボイルド風味(硬質)なピアノに、ジム・ホールのやや乾いたギターの音色が重なると、薄暗い水底に漂いつつ、眩しい水面を見つめるジャケットそのままの光景が、心の中に思い描かれていく様な気がします。 このジャケットが「暗喩する光景」というのが、前年1961年07月、ベースのスコット・ラファロ(Scott LaFaro)を…