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Serial ATA

(コンピュータ)
しりあるえーてぃーえー

 従来パラレル転送方式だったATAの転送方法をシリアル転送方式にしたもの。
パラレルATAと比較しての長所は

  • ケーブルが単純で取り回しが容易、ケーブル長の制約も2倍以上の1m(約39.37インチ)となった
  • 1対1(端子1つに1つのデバイス)接続であり、機器のマスター・スレーブ(プライマリ・セカンダリ)の設定が不要(概念がない)
  • 伝送速度が従来の約10倍以上(1.5Gbps)
  • 従来のパラレルATAと互換性がある

など。
 その後SerialATA2.0では以下の機能が追加・改良された。ただしインターフェース側とドライブ側の双方が2.0に異対応していることが条件(片方が対応していない場合はSATA1.0として動作するので互換性は確保されている)。

  • 最高通信速度3Gbps
  • ネイティブコマンドキューイング(NCQ)
  • ホットプラグに対応(外付けドライブを接続するためのeSATAという規格もある。中身は同じ)
  • AHCI規格の追加 上記規格を最大限に発揮できるために新設した通信規格。マザーボード側で選択するSATAの動作モードのひとつ。IDEとは異なるのでRAID同様にドライバが必要。

 さらに3.0では通信速度が6Gbpsに向上した。

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