門外不出の電子戦装置 F-15J近代化改修において、米国政府の許可の元、EPAWSSが搭載されるとボーイングが発表している。長年、電子戦装置は輸出が許可されず、F-15Jの電子戦装置は極めてアナログで、パイロットがボタンを操作して条件判定を切り替えて脅威を表示していた。IFFを作動させ、その差分を利用して味方の表示を消す事も出来ていたと思われる。 後、F-15J近代化改修の過程で『F-15の自己防御能力向上』という名称で、日本独自仕様で改修していたが、改修費は高額であり、数機(5~7機)のみ改修され、事実上中止されている。高額となった理由は定かではないが、この時の電子戦システムは、TEWSと同…