思いが強すぎるが故に書けない…というか、どう書いていいかわからないことってあると思うんだけど。 わたしにとって映画『The Virgin Suicides』という作品は正にそういう類のものです。 ガーリーカルチャーの権化、ソフィア・コッポラ。わたしも多分に漏れず神のように崇拝する彼女。好きすぎて彼女が作ったブランドで働いてプレスにまでなったわけだけど。 ソフィア・コッポラが先ではなく、あくまでも『The Virgin Suicides』が先。 わたしが中3から高1になってすぐ公開されたこの作品は、いわゆるファッション誌の“カルチャーページ”で知った。 公開中に映画館に行くことは叶わず、でも、セ…