2.0 最愛の彼氏を事故で亡くしたハリエット(ルーシーボイントン)は、彼氏の生前一緒に聴いた曲を聴くと、供に過ごした甘美な過去にタイムスリップしてしまうという「奇病」にかかる。という話で、ガーディアン紙が5点中の2をつけて「しばしば耐えられないほどキュートなロマンス」という言い方で評しており、同意するものがあった。 シングストリートやボヘミアンラプソディを経て「音楽映画のヒロイン」という定番ステイタスがボイントン起用につながっていると思われるところでまず匂う。曲を聴くとタイムスリップしてしまうという設定でまた匂う。(だから耳を塞ぐ理由でヘッドフォンを常着している。)この時代にアナログレコードが…