部屋にこもらず外に出て人々と出会いキャリアを進歩させていく 世界の各都市で活躍するビート・メイカーのスタジオを訪れ、音楽制作にまつわる話を聞く本コーナー。今回登場するのは、ブルックリンを拠点に活動するプロデューサー/ビート・メイカーのトニー・セルツァーだ。ニューヨークのアンダーグラウンド・ラップ・シーンで独自の地位を確立。2021年にはさまざまなラッパーを集めた、自身にとって初となるコンピレーション・アルバムを出すなど、精力的に活動している。 Interview:Keiko Tsukada Photo:Omi Tanaka キャリアのスタート 僕がビートで最初に影響を受けたのはJ・ディラだった…