日曜大工ならぬ、日曜電気屋さんの話です。今回は、Transcend MP330 の改造です。亡くなった父が愛用してくれていた音楽プレーヤーです。 最初は、70歳過ぎ位の誕生日にあげたモノ(この機種ではありません)です。父は、浪曲の好きな世代でした。戦後、日々の娯楽と言えば、ラジオから流れて来る音楽と話芸の浪曲や落語でしょう。 子供の頃、アニメは好きでも、子供には浪曲は難しすぎます。それでも、隣で一緒に聞いていたように思います。 10歳くらいになると、テレビで松竹新喜劇、『藤山寛美3600秒』を観ると、やはり、泣き笑いの人間の機微が分かるようになと、浪曲のテーマが、左甚五郎や武家モノ、赤穂浪士モ…