微分方程式は大きく2つ、独立変数が1個の常微分方程式と、独立変数2個以上の偏微分方程式に分けられる。読み方を簡単に、常微分方程式をODE、偏微分方程式をPDEと表記する。以降この表記で進める。 自然界の現象を微分方程式で表現しようとすると、多くがPDEになる。つまり独立変数が単一では無いケースがほとんどという事だ。よく考えればその通りだ。座標空間3次元(x,y,z)、これだけで2変数関数のPDEになる.時間経過も要因に入れると、3変数関数のPDEだ。1変数関数y = f(x)のような結果であれば平面にプロットできる。z=g(x,y)のような2変数関数だと3Dプロットになる。3変数関数h(x,y…