二人組ボーカルユニットYOASOBIの『大正浪漫』の元となる原作小説。現代に 生きる中学男子の時翔と、大正時代に生きる少女千代子、時空を超えた文通相手 に恋をする二人。千代子からの告白に、自分の想いも伝えようとした時翔だったが、 千代子の世界で大地震が起きて――。 読みやすいので、今回もすぐに読めてしまいました。ツッコミ所満載過ぎるような 内容ではありましたが、歌詞の世界観を体験出来ただけでも良かったのかな、と。 この原作を踏まえた上で、また曲を聴いたら、違った感慨がありそうです。 主人公の時翔君のまっすぐで優しい性格は良かったですね。千代子ちゃんとの 初々しい手紙のやり取りにも甘酸っぱい気持…