去年、実家に帰省した際、「手紙」というお話を甥っ子が宿題で朗読していました。私が小学生のときにも教科書で触れた作品で、懐かしく思いながら、毎日聞いていました(毎日の宿題だったのです)。先日、近所のおもちゃ屋さんで、カエルくんとガマくんの話をまとめた絵本(Frog and Toad are Friends, Frog and Toad Together)を見つけて、手に入れました。読んでみたら、味わい深くて面白い。教訓的な要素があまりなく(ひょっとして「手紙」がいちばんイイ話なのでは?)、素朴で素直な感情と、カエルたちの頭の配線がちょっとおかしいことから生まれる自由なおかしさがあって、とても気に…