ココに越して来て拾五年くらいかな?朝は喧しい『愛の鐘』ってガンガンとメロディーが流れて憂鬱になったのだけど、隠居以来そんなコトもなく朝の静かな時間を楽しんでたり‥。外から帰ってくる猫が屋根伝いに歩いて来て「窓を開けてくれっ!」ってニャーと言う気配を察知したり‥と仙人の様な‥とまで言わないけど‥。 昼間は35℃くらいまで気温が上がっても、陽が落ちれば涼しいのが田舎町の郊外の有難いトコで、夜はカーテンはしてても窓は網戸にしていたりなんだけど、越して来た頃から朝の小鳥と言うか野鳥の囀りが置く聴こえると言うか煩いと言うか‥。中でも1羽なのか数羽いるのか判らないけど、声のよく通るいかにも『高原の朝』の効…